
BOSS CONNECT / THE COMPANY'S BRAIN
一般的なAIは、世界の知識で答えます。BOSSコネクトが前提にするのは、御社の会話・議事録・決定と、その理由。 会社の記憶を持って動くから、現場の実務から経営の判断まで踏み込めます。
「言ったはずだ」「聞いていない」。同じ会議に出ていたのに、前提が違う。
私たちがつくっているのは、人と人の「関係」です。 もともとはコミュニティを運営してきた会社で、何万人が集まる場で毎日向き合ってきたのは、 技術の問題ではなく人と人のあいだで情報が非対称になることでした。 知っている人と知らない人、言語化できる人とできない人。その差が、信頼の差になり、成果の差になる。 この非対称をどう埋めるかを突き詰めた結果としてたどり着いたのが、AIという手段でした。
優秀な人を採っても成果が揃わないのは、その人の頭の中にあるものが他の人に渡っていないからです。埋めるべきは能力差ではなく情報の差です。
コミュニティ運営で積み上げたのは、人が何を知りたがり、どこでつまずき、何があれば動けるかという知見です。BOSSコネクトはその延長線上にあります。
AIを入れることが目的なら、契約した時点で終わりです。私たちの目的は、関係が変わり、会社の動き方が変わることです。
AIを売っているのではありません。会社の中の「分かっている人」と「分からない人」の距離を、なくしています。
特別なことはしていません。散らばっている情報を1か所につなぎ、判断とその理由をためて、 たまったものを使ってAIが動く。この循環が毎日回るかどうかだけが、成果の差になります。
Slack・Teams・LINE・メール・Drive。いつも使っている場所に、そのままつながります。新しいシステムを覚える必要はありません。
結論だけでなく「なぜそう決めたか」を残します。ためる先はAIの中ではなく会社側なので、資産として残り続けます。
たまった記憶を前提に、AIが気づき、調べ、提案し、実行します。最終判断は必ず人が持ちます。
ふつうの検索は、単語が一致しないと見つかりません。「値引き」と書いた人と「特別対応」と書いた人は、 同じことを話しているのに永遠に出会えない。ナレッジメモリは、文章を意味の位置として保存し、 さらに会社の言葉の構造を持たせています。だから言葉が違っても、近いものが一緒に出てきます。
一般的な社内AIは、文書を適当な長さに分割してベクトル化し、質問に近い断片を上位数件だけ引いてLLMに渡します (いわゆる素のRAG)。検索としては動きます。しかし経営の問いには答えられません。理由は3つあります。
「値引きを承認」という一節だけ取れても、いつ・誰が・どの案件で・何と引き換えに決めたのかは落ちています。経営の問いに必要なのは、その周辺すべてです。
ベクトルの類似度が表せるのは近さだけ。決定と根拠、案件と担当者、KPIと責任者といった関係の種類は表現できません。だから理由を辿れない。
経営情報と現場情報が同じインデックスに同居していると、検索したあとに隠すしかない。その運用は、いつか漏れます。
意味で当たりをつける
文章を意味の位置(ベクトル)として保存し、表現が違っても近いものを拾う。ここまでは一般的なRAGと同じ土俵です。
会社の言葉を、型として定義する
案件・論点・決定・理由・前提・人・KPIといったエンティティと、その間の関係(決定→根拠、案件→担当、KPI→責任者、前提→失効)を先に定義してある。ここが独自設計の中心です。だから「なぜそう決めたのか」「その前提はまだ生きているか」まで辿れます。
引く前に、分かれている
M1会社/M2マネジメント/M3経営をストレージごと物理的に分離。検索結果をあとからフィルタするのではなく、そもそも別の脳を引く。境界を運用で守らない設計です。
= 似た文章の寄せ集めが返る。
= 理由と経緯ごと、ひとつの文脈が返る。
社内RAGが半年で使われなくなる原因は、検索アルゴリズムではありません。入れる工程が続かないことです。 ナレッジメモリは、日々のチャットと議事録から、決定・論点・理由・前提を構造化して書き込む工程そのものをAIが回します。 表記ゆれの正規化、重複した決定の統合、いつ時点の話かの記録、失効した前提の無効化まで含めて自動で行う。 人手の運用に頼らないから、記憶は腐らずに増え続けます。
文章をバラバラに置くのではなく、案件・人・論点・決定・理由をつないだ構造として持ちます。だから「この条件はいつ、なぜ決まったのか」を辿れます。
記憶はAIの中ではなく会社側に貯めます。より賢いモデルが出たら、つなぎ先を変えるだけ。蓄積は丸ごと持ち越せます。
全社に開いてよい知識。制度・手順・過去の案件・ナレッジ。
部門の数字と評価。管理職の判断に必要な範囲まで。
経営会議の論点と意思決定。経営層だけが触れる領域。
最新のAIは、たしかに賢い。けれど、そのままでは会社のことを何も知らない優秀な新人と同じです。 前提を知らず、勝手には動かず、言われたことにだけ答える。 ハーネス(harness=馬具)とは、その賢さを会社の仕事に接続するための組み方のことです。 成果の差を決めているのはモデルの性能ではなく、ここです。
答える前に、誰の話で・過去に何を決めていて・会社が何を大事にしているかを、必ず先に思い出します。
誰として振る舞い、どこまで見てよいかを定義します。営業のAIは経営の脳に触れません。
一問一答ではなく、手順で仕事をします。どこで人に確認を取るかまで設計されています。
チャットに投げる、日程を押さえる、数字を取りに行く。実際に手を動かす先をつなぎます。
出した答えを別のAIが検証し、根拠のないものは外に出しません。品質を運任せにしません。
「なぜ先月の受注が落ちたのか」。この問いに必要なのは検索ではなく分解です。 ハーネスは、経営の問いを次の順序で処理します。実際に社内で毎朝動いている流れです。
受注=接触数 × 商談化率 × 受注率 × 単価。KPIツリーに沿って、どの項が落ちたのかを特定できる粒度まで割る。
意味検索で当たりをつけ、関係を辿って文脈を再構成。「先月、何を決めたか」「その前提は生きているか」まで引く。
記憶の中の数字を信用せず、道具を使って一次データを取得する。記憶は文脈、数字は実測、と役割を分ける。
落ちた項と、その時期に起きた決定・人の異動・前提の変化を突き合わせ、原因の候補を順位づける。
出した仮説を検証役のエージェントが叩き、根拠が記憶と数字で裏づかないものは外に出さない。
「前提が変わっていませんか」まで持っていって、人が決める。AIは決めない。決める材料を、遅れずに揃える。
この6段をどう切り、どこで止め、どこで人に渡すか。ここの設計が、経営がわかるAIかどうかを分けます。 プロンプトの工夫では届きません。
毎回ゼロから答えていないからです。相手が誰で、前回どこまで話し、いま何に困っているかを前提として置いてから話し始めます。
人が「話が早い」と感じるのは、相手が文脈を共有しているときです。ハーネスがやっているのは、その文脈の共有そのものです。
経営の仕事は、集める → 異常に気づく → 理由を仮説にする → 人に問うの繰り返しです。この流れは手順に分解できます。
だからAIは「今月の接触数が目標から21件足りません。展示会の歩留まりを15%で見ると届きません。前提が変わっていませんか」まで自分から言えます。決めるのは人。AIは決める材料を、遅れずに揃える側に立ちます。
ナレッジメモリのオントロジーも、ハーネスの6段も、受託でつくったものではありません。 自分たちの経営を実際に回すために設計し、1年以上毎日使いながら組み替えてきたものです。
社内RAGが腐る場所、グラフが破綻する場所、AIが勝手に決めて事故る場所は、実運用でしか分かりません。 私たちはそこを全部踏んだうえで直してきました。この工程だけは、ツールを買っても手に入りません。
生成AIは半年で入れ替わります。「いま一番賢いモデル」に合わせて作り込むと次の世代で作り直しになる。資産になるのは記憶と組み方のほうです。
AI社員ごとの稼働・実行量・コスト・権限は管理画面で見えます。使わないAIは止められ、コストには上限を設定できます。
BOSSコネクトは、SHINSEKAI Technologies が自社の経営のために開発し、1年以上フル稼働させてきた「会社の脳」を、 そのまま提供しているサービスです。構想ではなく、運用で詰まる場所まで分かっている状態でご一緒します。
会議も、議事録も、KPIの異常検知も、社内ではAIが担っています。
毎月の削減工数(社員1人分に相当)
1週間で現場が変わり、100日で経営が変わる
いまも社内で実働しているAI社員
※ SHINSEKAI社内の実運用に基づく一例です。数値は特定期間の実績であり、効果を保証するものではありません。
ここまでの考え方を、現場の課題に合わせて形にしたものが2つあります。 中身は同じ「会社の脳」です。どちらから始めても、貯まる記憶は1つなので、あとから広げるほど賢くなります。
BOSSコネクト
トップ営業の型を会社の記憶にして、全員に配る。属人化していた勝ちパターンを、人が辞めても残る資産に変えます。
BOSSコネクト
数字の異常を先に見つけ、理由の仮説まで添えて報告する。経営会議が「報告の場」から「決める場」に変わります。
どちらも中身は同じBOSSコネクト。脳は1つ、入口が2つです。
SHINSEKAI Technologies は、コミュニティ運営を出発点に、人と人のあいだの非対称を埋めることを事業にしてきた会社です。 その課題意識から自社の経営のためにつくったものが、BOSSコネクトです。

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